「川で釣ったシーバスは不味い!」
リバーシーバスアングラーなら聞いた事くらいある話では無いでしょうか。
自分自身も聞いた事はあるのですが、実際に食べた事は無く話半分に聞いていました。
しかしながら「不味い!」と聞いた事はあっても実際に食べたことの無い方は多いのでは無いのでしょうか?
今回はそんな気になる噂を検証すべく川でシーバスを釣って料理し、実際に食べてみます。
川シーバスを釣る。
食べる方がメインなのでシーバスの釣り方は簡単に書いていきます。
今回シーバスを確保する川はいたって普通の一級河川の下流域です。
綺麗な川で釣ったシーバスでは検証にならないので、日本中どこにでもあるような綺麗でも汚くも無い川にこだわります。
夜。20時くらいにポイントに到着。
とりあえず小さくてもいいので食材を確保します。
ルアーを投げ始めて15分くらいでしょうか?
ロッドにシーバス特有の重みが乗った。

この時期の地元の川だとボトムを小さめのバイブでノックしながら引いて来るとこのサイズのシーバスはわりかし簡単に釣れます。

シーバスとギギを1匹づつ釣ったところで雨が降って来たので撤収(ギギはリリースしました。)
しかしながらシーバス1匹では少し物足りないので雨の止んだ朝方にもう一度出撃。
朝の6時くらいから川で投げ始めました。

なんとなく分かってたけど、明るくなって来たからか釣れるのはバス、バス。
どちらも35センチくらいですかね?何気に結構引くから楽しかったりする。
せっかくなのでこちらのバスをシーバスと食べ比べようと思い、持ち帰ることにします。
(ご存知かと思いますがブラックバスの生きたままの移動は、ラージマウス、スモールマウス問わず法律で禁止されているので注意が必要です。)
川シーバスを料理する
川でシーバスを釣った翌日。

川シーバスとスモールマウスバス。
うぅ〜ん、なんか色がなぁ〜……..
微妙に食欲を減退させる色になっている気がするけど、まぁそんなこと気にしてても始まらないのでさっさと調理して行きます。

大きい方の身がシーバスで小さい方の身がスモールマウスバス。
見た感じ両者とも淡白な白身って感じ。季節的なものなのか、脂が驚くほど乗ってない。
ここから適当に一口サイズにぶつ切りにしていきます。
ぶつ切りにした身に信頼と実績の唐揚げ粉をまとわせます。個人的には市販の唐揚げ粉が一番手っ取り早くて好きです、味付けも同時に出来て非常にグッド!これほんとオススメです。
身の相手をしている間に油を温めておきます。だいたい180度くらいかな?(適当で大丈夫だと思います。)
ある程度油が温まったら身を入れていきます。

川の魚ということなので、加熱はしっかりしておいた方がいいかと思います。
箸で刺して火の通りを確認しましょう。
しっかりと火が入っているのを確認したら油からあげていきます。

こんな感じになりました。当然ながら見た目は普通のから揚げですね。
川シーバスを実食。
そんなこんなで釣った川シーバスを食べて見ます。
唐揚げなので火が通ってる分安心して食べれる。
いざ実食。
パクッと。
うぅーん、
普通に美味しい白身魚って感じ。
思ってた通り淡白だけれども、川の匂いとか泥臭さなどは感じられない。
が、ジューシーさというものは皆無ですかね、本当に淡白というか、油分が少ないというか。普通に食べれるけども「美味しい!」とはならなかったです。
しかしながら心配していた川臭さを感じない。これといった感動もないが不味くもないというなんとも微妙な感じ。
おまけで持って帰って来たスモールマウスバスも食べて見ます。
うぅ〜ん、こちらも淡白だ。川シーバスよりもさらに淡白な白身といった感じ。
感想としては両者とも「淡白な白身」って感じ。この一言に尽きる。
両者とも普通に食えるけど感動がない……….。
まとめ
今回は川で釣ったシーバスを食べて見ました。
結果的には普通に美味しく頂けましたが、思ってた以上に淡白な白身という感じ。
川臭さは感じられなかったので、この淡白さを何らかの方法で克服できればさらに美味しくいただける魚だと思ったのでまたチャレンジして見ます。