購入から結構経ったので、テイルウォークのナマゾンモバイルc594xhの使用感をインプレを書いていきたいと思います。かと思います。
ナマゾンモバイルの基本スペック
ナマゾンモバイルc594XH
MODEL:C594XH
LENGTH[cm]5ft9in
PIECE:4
CLOSED LENGTH[cm]:50
ROD WEIGHT[g]:175
LURE WEIGHT[oz]:1/4-4
LINE WEIGHT[lb]:12-35
こうやって見ると4ピースながら結構強いロッドである事が分かります。
MAX4ozということはグラムに換算すると110グラムくらい。普通の釣りではまず出番のない重さです。
ここまでのオーバースペックにしか無い用途があるとすればジャイアントベイトとか、重量のあるルアーを投げるくらいですかね。あとは日本での雷魚フィッシングや海外での釣りなんかのパワーの必要な釣りとか。ちなみにメーカーのホームページを見るにビックベイトなんかは非常に扱いやすいロッドになっているようです。有名どころで言うとジョイクロなんかぴったりなのでは無いでしょうか。
ここまでパワーのあるロッドを購入したのも、とりあえずデカイ魚相手でも余裕のある強いロッドが欲しいという理由。ネットで購入し、購入時の金額は12,000円ほどでした。
ナマゾンモバイルシリーズのインプレ記事は他にも書いてますので、是非ご覧ください。
使って見た感想。
使って見た感想ですが個人的には非常に使いやすいロッドでした。
まず、とにかく持ち運びが便利
ナマゾンモバイルはマルチピースなのでリュックに忍ばせたりする事ができる。これはどのパックロッドにも同じ事が言えるけど、このロッドは6フィートを切っている4ピースロッドという事で分割時には50センチになる。
マルチピースロッドの中でも特にコンパクトな部類になるのでは無いでしょうか。
あとは短いロッドなので取り回しが楽です。7フィート台のロッドと比べると1日振り回したあとの疲労感が雲泥の差です。流石に飛距離では長いロッドに敵いませんが、近距離〜中距離のキャスト精度では短いロッドに部があります。
僕の場合は飛距離よりもキャスト精度を重視するのでこの594という長さのモデルは出番が多いのです。
そしてナマゾンモバイルで使うルアーの重さですが、僕の場合は3g〜50gまでを多用します。(3g程だとロッドのしなりは殆ど無いです。)
メーカーのスペックよりも軽いルアーですがフィネスよりのリールにPEラインを巻いて使えば意外と快適に扱う事が出来ます。
2g台になってくると流石に扱いづらくなって来ます。(リールの問題?)
しかしながら魚を掛けてからの安心感は凄まじく、今の所このロッドにパワー不足を感じたことはないです。
いかにも引きそうな魚ですが、激流で掛けた50アップも秒殺でした。
安心と言えば安心だけど、あまりにも呆気なくて何だかなぁって感じ、
これはロクマルでも主導権を渡さずにファイト出来そうなすごい安定感。ナマゾンとは言いながら、ナマズにはオーバースペックな気さえしてしまいます。
ナマゾンモバイルの細かい仕様
ここからはナマゾンモバイルの細かい仕様を見て行きたいと思います。
まず非常に嬉しいのがここなのですが、分かりますか?
ナマゾンモバイルのはc594xhはこのお値段でオールダブルフットガイドなんです。
パックロッドでありながらバットからティップまで耐久性に優れたガイドを使用している。僕みたいに道具にいちいち気を配るのがめんどくさい人には嬉しい機能です。c594xhというパワー感を考えても、オールダブルフットはマストなのではないでしょうか?
これが仮にシングルフットのガイドだったら、太いライン(特にPEラインとリーダーの結束部分)がガイドにダメージを与えて、折れるとまではいかなくともガイドが飛ぶなり、何らかの問題が発生しているでしょう。ナマゾンモバイルはガイドが地味に大口径である点もポイント高いです。
メーカーホームページにはMAX35lbと書いてありますが、実際に35lbラインを使用しても気持ちよくキャストする事が出来ました。使うラインがPEラインの場合でも35lbリーダーもFGノットで結束すれば特に何の問題も無く使用する事が出来ました。実際にインプレッションの記事を角に当たってちょっと雑にノットを組んでみたりしたのですが、ラインの抜けは特に問題ありませんでした。
グリップ周りは結構シンプルなデザインになっています。ところどころに控えめにロゴが入っていて主張しすぎないのが良い。
しかしながらここの”NAMAZON”の文字はこんな大きく無くてもよかった気がする….。ちょっとナマゾンモバイルを誇張しすぎ…..?
つなぎ目も余裕(遊び)が多すぎず少なすぎずでいい感じ。(ここは個体差が出るかも知れない部分です。)
リールをつけた際のパーミング感ですが
シマノの12アルデバランbfsをナマゾンに装着するとこんな感じ。
手の大きさは普通ですが、個人的にはこれでパーミング感はちょうどいい感じです。非常に握りやすい。14スコーピオンを付けてもいい感じになるので目安としてはこの辺りのサイズ感のベイトリールでしょう。
ぶっちゃけ、ナマゾンモバイルは折れる?
ナマゾンモバイルは折れ流るのか?と言う疑問ですが、普通に使っていれば折れる事はないでしょう。
当然ロッドのスペック以上の重さのルアーを投げたり、ファイト中にロッドを無理な角度まで立てたりすれば折れる可能性はあります。しかしながらこれはどのロッドにも等しく同じことが言えるのでナマゾンモバイルだけが折れやすいと言う事はないかと思います。
地元の河川でシーバスを釣る際も、ナマゾンモバイルには活躍してもらっています。
ナマゾンモバイルのシリーズ全体に言えることなのですが、基本的にかなり頑丈な作りになっているように感じます。
他のマルチピースロッド、パックロッドに比べても、ナマゾンモバイルはかなり頑丈に出来ているのではないでしょうか?実際に使ってみると頼もしさ抜群のガチガチのブランクス。心強さは抜群です。
そして雷魚を相手にファイトしたことも。
バスを狙って釣りをしている時に、雷魚がヒットした事があるのですが、ナマゾンモバイルであればしっかりと寄せてくることができました。雷魚をヒットさせても折れない強度を持ち合わせているのが、ナマゾンモバイルなのです。
ナマゾンはコスパに優れて折れないロッド
ナマゾンモバイルはこれと言って不満の見当たらない優秀なパックロッドです。
お値段も高すぎず、非常に使いやすいロッドなので迷っている方は購入しても損は無いと思います。
余談ではありますが、この手のパックロッドは中古で購入するのはリスクが高いです。実際に購入してよく見たら補修の跡があったなんてことも有りますし。
小さい補修跡なんかは中古釣具店の定員さんが見逃すこともあるようなので、中古で痛い目を何度も見てきた経験から新品での購入を強くお勧めします。