雷魚が沢山、新潟県。
イメージがない方もいるかと思いますが、新潟県は雷魚が沢山います。
地元の近場のポイントにも結構な数の雷魚が居ますし、そこそこ大型の雷魚もいます。
僕が中学生の時初めてルアー釣りにハマったのも雷魚のトップゲームです。あのなんとも言えないカッコ良さが胸に突き刺さりました。
しかしながら新潟の雷魚ポイントのほとんどは釣り人が多くプレッシャーも高めです。
遠征で新潟まで雷魚を狙いに来る方とも何度かポイントでお会いしましたが、口を揃えて「魚は見えるけども口使わないっすね…….」とおっしゃっています。
本当にその通りで、結構いいサイズの個体が浮いているのは見えるんです。
しかしながらフロッグの着水音で逃げる個体が6割、フロッグのの存在に気づきながらガン無視かまして来る個体が9割みたいな。
メジャーポイントだと本当にそんな感じです。
こんな感じでポケーっと浮いてる個体なんかは大抵口を使いません。というかカバーなんてないフルオープンのエリアで周りにアシなんかも生えていないので、こちらの姿が丸見えです。
カバーの生えそろった雷魚ポイントも何ヵ所かあります。
めちゃくちゃいいポイントに見えるのですが、実際1日やってもノーバイトなんて日ばっかりです。
常に魚が入れ替わるような大場所であれば日に数バイト取ることも可能ではありますので、全部が全部こんな場所というわけでは無いのですが、大半がプレッシャー高すぎて釣りにならないポイントになりつつあるのが現状です。
バスすら釣れなくなってきてるので、いよいよ参ったなといった印象……。
狙ってなかろうが釣れてくる新潟の雷魚。
とは言え、新潟の雷魚の魚影はなかなかの物。
新潟でバス狙ってスピナーベイトなんかを引いて来るとバスよりも雷魚のヒット数の方が多い感じです。
バス釣りする方で雷魚が苦手な方からすれば迷惑な話かもしれませんが、個人的にはバス釣りしてて外道で雷魚が釣れる方が嬉しかったりする。
バスを狙って雷魚釣れた際、飲まれたりしたのが原因でフックが外せなかったりするシチュエーションも考えられるのですが、新潟でバス釣ってると高確率で雷魚がヒットしますので、マウスオープナーなんかを持っておくのが良いかなと思います。
外せなかった場合、誰も幸せにならない結末を迎えてしまうかと…..。
少し前にポッパー咥えた雷魚が陸で放置されて死んでるのを見ました。
釣り人はポッパーを無くし、雷魚は命を落とす。
お互いイイ事なしじゃないですか….。
スピナベ咥えた雷魚ちゃん。可愛い、なんて思ったりもします。
ちなみにスピナーベイトは雷魚に飲み込まれにくい部類のルアーなので新潟でバス釣りするならおすすめルアーです。雷魚がヒットしてしまうとどっちみちスピナーベイトは高確率でワイヤーが曲がってしまします。
雷魚を専門で狙う際にスピナーベイトを使うというのは、いかんせんコスパが悪いように感じます。
こんな感じでバス狙ってると間違って釣れるので雷魚の多いポイントでは12lbより細いラインは使いません。と言うか使えません。流石にラインブレイクが多くなってしまいます。
新潟の雷魚ゲーム事情
そんで持ってメインのトップウォーターの話に戻ると、新潟での雷魚釣りはプレッシャーとの戦いになります。
(今はどこの県でも大体そんな感じですかね、)
とにかくなかなか穴場的なポイントがないのです。そんでもってゴールデンウィークから土日はほとんどポイントに雷魚マンの姿が見えます。
じゃあ新潟って雷魚釣れないの?って話になるのですが、そんなことはないのです。
先ほども書いた通り新潟は雷魚の魚影が濃いのです。
パッとみた感じで雷魚が数匹見えても大抵は口を使いませんが、口を使ってくれる個体を探して歩き回れば1日1本くらいは釣れます。
エリアやポイントにもよるのですが、新潟では比較的大型の雷魚を狙いやすいように感じます。
自分が雷魚釣りを始めたばっかりの頃に新潟で釣れた魚です。
県外からも遠征に来る方が多いメジャーポイントで張り込んでたら現れたコイツは今の所人生で一番デカイ雷魚になりました。
このポイントに限らず、80upはわりかし簡単に釣れるのに85を超える個体は中々釣れません。3回ほど、とんでもないサイズを新潟で目撃したことはありますが、彼らは天才でした。なかなか口を使ってくれません。
新潟で雷魚をやって7年目になりますが、80upは何度となく釣りました。
こんなナイスなボディのムキムキくんも釣りましたし、
こんなちっちゃいのも釣りました。
ちなみに雷魚の稚魚を釣り場で度々見かけることがあるのですが、こちらも狙って釣ることができます。
こちらは別でちょろっと記事を書いているので、雷魚の稚魚に興味のある方は是非ご覧ください。
口を使わない天才雷魚はどのように釣ればイイのか?
口を使わない雷魚にどうすれば口を使わせられるか。
正直僕が知りたいくらいですが、自分なりに色々考えて見ました。
でも、バサーにも面白半分でワーム投げられているような雷魚達にフロッグで口を使わせる方法なんて簡単には思いつきません。
でも、カバーの力を借りればある程度は口を使わせやすくなるのでは?とも思っておます。
見える口を使わない雷魚は諦めて、カバーを引いてくると言うのが僕のベストアンサーです。
ちなみにこれは夜にナマズを狙っていて釣れた雷魚くんです。
多分昼間の明るい時間なら口を使わなかったんじゃ無いかなと思っています。めちゃめちゃ釣り人の多いポイントですから。
でも夜ならば口を使う、もしかしたらこれは大きな手がかりになるのではとも思います。
しかしながら、雷魚釣りの面白さって日中にトップに派手に出てくれるところだと思うのです。そんなわけで新潟の雷魚相手に夜釣りをする事は個人的にはナシかなと思った次第です。
そんなこだわりがない人に向けてちょっとしたヒントになるかと思って書いて見ました……。
雷魚をするなら絶対に持っておくべきアイテム。
最後に新潟で雷魚釣りをする際に必要なアイテムを紹介して終わりにしたいと思います。
新潟に限らず、雷魚が釣れてしまう可能性のあるポイントならば絶対にマウスオープナーは必要です。
自分も何度か救われたのですが、その時に使用してフロッグまで届かなかったプライヤーがこちら
こんな感じのプライヤー。別に小さくも大きくもない。
長さはこんな感じ。(メジャーが汚いのは触れないでください…)
開く部分は5cmくらいかな?
今なら簡単に分かりますが、
これじゃダメでした。
中華性でもマウスオープナー は持っておきましょう。
ルアーと雷魚のために…..。
それともう一つ、
ちょっとした水汲みバケツもマストなアイテムです。
写真撮影の際の魚体を洗い流すのにも使えるし、魚のダメージを減らす事も出来ますので。
新潟の雷魚釣りがテーマの記事なのでこの辺にしておきます。
その他のアイテムについては別で紹介記事を書こうと思ってますのでそちらで。