川や水路が豊富な新潟
新潟は川や放水路が数多くあります。
日本一長い川。”信濃川”が流れていることや、日本有数の米の生産地としての新潟が、その豊かな水辺の存在を示唆しています。
新潟で生まれ育った筆者としては幼少期から非常に多くの魚に遊んでもらいました。
今でこそリール付きのルアー竿を振り回していますが、今回は新潟で初心書でも楽しめる身近な川釣りについて書いていきたいと思います。
「ルアー竿は少し難易度が高い….。」
「子供や恋人と釣りを楽しみたい」
なんて方でも安心して使える延べ竿(のべざお)の釣りを案内していきます。
新潟の小規模な川釣りで使える延べ竿。
新潟の川といえば広大な「信濃川」や「阿賀野川」なんかをイメージする方もいるかもしれませんが、実際のところ中規模河川や小規模な水路は無数にあるのです。
田んぼに水を入れるために作られた農業用水路なんかでは小規模なものが多く、網目状にびっしりと張り巡らされています。
今でこそ三面護岸の水路が多くなってしまいましたが、まだ未護岸の素掘りの水路は残っています。
このように、新潟には ”まだ” 未護岸の素掘り水路が残っています。
が。
基本的にほとんどの水路では三面護岸になっていることでしょう。
住宅街ではこのような小隊の水路をよく見かけます。
このような水路では魚はいないのか?
いえいえ。そんなことはありません。
意外とこのような水路でも魚はしぶとく生き残っているのです。
こんな感じで超小規模水路にも普通に魚は生息しているのです。
さて、前置きが長くなりましたが、このような超小規模水路で活躍するのが「延べ竿」です。
筆者が使っているのはこちらの2本の延べ竿です。
それぞれ紹介していきたいと思います。
こちらがモンスターキスのHUNTERSの延べ竿になります。
全長が2メートル60センチになる延べ竿で、頂いたものですがかなり気に入って使っています。
そしてもう一本が、同じくモンスターキスのDearMonster mx1 です。
こちらは少し特殊な竿になるのですが、簡単に書くと「竿先から垂れる糸の長さを調節できる竿」になっています。
詳しく書くと長くなるのですが、このような道具で川の延べ竿釣りを楽しんでいますよ。とだけ。
実際に使用している道具を紹介してきましたが、こんな物でも十分です。
オルルド釣具 超小物用 軽量振出のべ竿 ノベルドミニマム 全長65cm 仕舞寸法27cm 12g 超軽量仕様 小物万能竿 レッド
安価な道具から始められることもこの釣りの魅力だと思いますので、最初はこんな竿でも揃えるところから始めましょう。
新潟の川で釣れる身近な魚
ここからは実際に新潟の川で釣れる魚を紹介していきたいと思います。
まずはこちらの「オイカワ」です。
オイカワは非常に身近な淡水魚で、新潟の水路であればほとんどの場所で釣る事ができます。
新潟市内で釣った個体ですが、かなり綺麗な魚体です。
続いては淡水魚の代表格「フナ」
このフナという魚も何種類かあり、代表的なのは「銀ブナ」「ヘラブナ」です。
こちらがヘラブナです。
背中の盛り上がりが特徴的な魚になっています。
新潟市鳥屋野潟での水路ヘラブナ釣りの記事もあるので良ければご覧ください。
そしてどこにでもいることでお馴染みのモツゴ
この魚は本当にどこにでもいます。
オイカワと同じように新潟の水辺であればかなりの確率でいますが、オイカワよりも簡単に釣る事ができる魚です。
先ほどもチラッと写真が出てきましたが、ハゼも川釣りで釣れる魚の代表格です。
川釣りでは非常に簡単に狙える魚で、延べ竿でも狙う事ができます。
初心者との釣行でも延べ竿であれば難易度を上げる事なく楽しむ事ができます。
ちなみに。
このようなハゼ釣りの場合はこんな感じのハリス付き仕掛けがあると便利です。
最後に変わり種ですが、ブルーギルも新潟で狙える魚になります。
良くも悪くも、新潟市内の河川にはかなりの数のブルーギルがいる場所が何箇所もあります。
外来魚ではありますが、しっかりと狙ってみると案外面白い魚ですよ!
川釣りのオススメ餌は勿論「ミミズ」
このような川釣りで絶対的に強いエサといえばミミズでしょう。
大抵の淡水魚はこのエサで狙う事が出来ます。
地元の釣具屋さんで購入する事ができるので入手も簡単です。(自宅の花壇を掘って調達するなんてことも出来ます….。)
こちらの記事でも同じようにミミズを餌にしています。
どこでも活躍してくれる万能エサがミミズなのです。
まとめ
こんな感じで写真多めに書いてきましたが、楽しさが伝わったでしょうか?
何度も言いますが、新潟は本当に水辺が豊かな場所です。
是非ともこの環境をフルに遊び尽くしてくださいね!