今回は14スコーピオン200hgのインプレッションを書いていきます。
スコーピオン200hg

基本スペック
スコーピオン200hg
ギア比:7.2
最大ドラグ力:5.5kg
自重:210g
スプール寸法(幅/径):34/25
ナイロン糸巻き量(号-m):3-165/3.5-145/4-120/5-100
最大巻上長(ハンドル一回転あたり):77cm
ハンドル長:42mm
ベアリング数(S A-RB/ローラー):7/1
X-SHIP
パワーALボディ
S3Dスプール搭載
SVSインフィニティブレーキ機構
以下、メーカー紹介文
高耐久と余裕のラインキャパシティ ハードユーズにも安心した性能を発揮
ハードユーズにもビクともしない耐久性と豊富なラインキャパシティが魅力。回転効率と耐久性を同時に得られるX-SHIPと剛性の高いアルミフレーム、高強度真鍮大径ドライブギアの相乗効果で初期性能をキープ。20lbラインを100mストックできる深溝スプールは多くの状況をカバーできる上、スプールの高速回転時の振動を抑えるS3Dスプールを搭載のよりキャストのフィーリング、精度、安定度ともに向上します。ブレーキシステムはもちろん外からのダイヤル調節が可能なSVS∞(インフィニティ)で、その弾道は後半から伸びるような軌道を描く。
強く、よく飛び、使用状況を選ばず、使い込んでいただけるスーパーバーサタイルモデル。
使用感
ここからは使用感を書いていきたいと思います。

もともとこのリールを購入した理由はラインキャパなんです。
このスッペクであればフロッグゲームに使えそうだなぁと思って購入しました、実際に2シーズンはフロッグに使い、ラインはPE6号を巻いていました。

PEの6号だと雷魚がヒットしても取り込める。
PE6号だとスコーピオンのラインキャパシティで確かちょうど80メートル巻けたような気がします。
あとはロープロリールの割には高剛性だと思いました。
このリールを買う前に 使っていたリールがボロかったのもあり、スコーピオンを手に取った時はカッチリ感(?)に衝撃を受けました。
メーカーホームページでアルミのフレームとの記載があったので、何と無く剛性感はあるんだろうなとは思ってましたが、想像以上でした。
いかにもバスフィッシングに使うようなロープロみたいなイメージでしたが、5年間ほぼ一年中太めのPEラインを巻いた状態で色々な魚に使用しましたが、ボディが強く歪みは一切ないです。
しかしながら流石にベアリング類はくたびれてきたみたいなのでベアリングを追加しなければと思っております。(めんどくさい)

リールの売りである「余裕」のラインキャパ。ちなみに20lbラインは100メーター巻ける。
流石に大容量のラインキャパのスプールだと軽量ルアーの立ち上がりはあまり良くない。
しかしながらある程度のウェイトのあるルアーだとキャスト時に大型車のような安心感がある。バックラッシュが起こる事はほぼ無いですね、

ここのハッチをずらして開けます。

ハッチを開くと姿を現すこのリールのメインブレーキであるSVS∞
個人的には旧SVS∞よりもバックラッシュが少なくて好み。強めの向かい風が吹いているシチュエーションで10gくらいのミノーを投げた時に明らかに12アルデバランよりもトラブルが少ない。(そもそもの用途が違うリールだけど)もちろん軽量ルアーはアルデバランに軍配が上がる。

分かりにくいけど、ここの黒いダイヤルがマグネットブレーキ。正直調節してもそんなにブレーキの効きが劇的に変わる訳では無い。基本的にはsvsを調節するだけで良さそう。
このリール、3年目からはサブ機に変えてPEの2号を巻きなんでもリールとして使ってきました。
淡水だけでなくソルトでも結構使用しましたし、波を被っても水洗いだけなんてことも多々ありましたが普通に使ってます、

海でのチョイ投げなんか快適にできる。重りも二号あればバックラッシュはまずしない。

このナマズなんか確か3gくらいのスプーンにアタックしてきた魚。ラインパンパンに巻いた状態で3gのルアーをフィネス的に使用したけども、5g切るルアーだと流石に飛ばない。(なんとか投げられたけど)

地味にスコーピオンで釣った魚(?)足元にいるのを見つけて手持ちのタックルで釣った。
2gくらいの重りを使ったけど流石に使いづらかった。

もちろんバスも。この時使用していたのもPEラインの2号でワームのノーシンカーだった。リーダーは16lbを使用。
インプレッションまとめ
そんなこんなでインプレッションを書いてきましたが、14スコーピオンはラインキャパシティ的にも結構万能なリールだと思います。
もうちょい巻いてあるラインを少なくしたら軽めのルアーも投げやすくなるかもしれないけど、めんどくさいのと、たまに海で20gくらいのジグも投げるから80mくらいは最低でも確保しておきたいところ。
価格的にもあんまし高く無い(1万円台)で買えるリールで5年間も壊れずに持ってくれれば十分すぎるコスパかなと思います。