今回は14スコーピオン200hgのインプレッションを書いていきます。
スコーピオン200hg
14スコーピオン200hgの基本スペック
こちらがシマノさんのホームページからお借りしたスコーピオンの基本スペックです。
以下、メーカー紹介文
高耐久と余裕のラインキャパシティ ハードユーズにも安心した性能を発揮
ハードユーズにもビクともしない耐久性と豊富なラインキャパシティが魅力。回転効率と耐久性を同時に得られるX-SHIPと剛性の高いアルミフレーム、高強度真鍮大径ドライブギアの相乗効果で初期性能をキープ。20lbラインを100mストックできる深溝スプールは多くの状況をカバーできる上、スプールの高速回転時の振動を抑えるS3Dスプールを搭載のよりキャストのフィーリング、精度、安定度ともに向上します。ブレーキシステムはもちろん外からのダイヤル調節が可能なSVS∞(インフィニティ)で、その弾道は後半から伸びるような軌道を描く。
強く、よく飛び、使用状況を選ばず、使い込んでいただけるスーパーバーサタイルモデル。
14スコーピオン200hgの使用感
ここからは使用感を書いていきたいと思います。
もともとこのスコーピオンを購入した理由はラインキャパなんです。
このスペックであればフロッグゲームに使えそうだなぁと思って購入しました。実際に2シーズンはフロッグの釣りに使い、ラインはPE6号を巻いていました。
PEの6号だと雷魚がヒットしても取り込める。
PE6号だとスコーピオンのラインキャパシティで確かちょうど80メートル巻けたような気がします。
あとはロープロリールの割には高剛性だと思いました。
このリールを買う前に 使っていたリールがボロかったのもあり、スコーピオンを手に取った時はカッチリ感(?)に衝撃を受けました。
メーカーホームページでアルミのフレームとの記載があったので、何と無く剛性感はあるんだろうなとは思ってましたが、想像以上でした。
いかにもバスフィッシングに使うようなロープロみたいなイメージでしたが、5年間ほぼ一年中太めのPEラインを巻いた状態で色々な魚に使用しましたが、ボディが強く歪みは一切ないです。
しかしながら流石にベアリング類はくたびれてきたみたいなのでベアリングを追加しなければと思っております。(めんどくさい)
14スコーピオンのラインキャパとかブレーキの話
リールの売りである「余裕」のラインキャパ。ちなみに20lbラインは100メーター巻ける。
流石に大容量のラインキャパのスプールだと軽量ルアーの立ち上がりはあまり良くない。
しかしながらある程度のウェイトのあるルアーだとキャスト時に大型車のような安心感があります。理由の分からないバックラッシュが起こる事はほぼ無いですね。古いリールから14スコーピオンに乗り換えたのですが、ブレーキシステムの劇的な変化には正直驚きました。
ここのハッチをずらすとサイドカップが開きます。
ハッチを開くと姿を現すこのリールのメインブレーキであるSVS∞
個人的には旧SVS∞よりもバックラッシュが少なくて好み。強めの向かい風が吹いているシチュエーションで10gくらいのミノーを投げた際には12アルデバランよりもトラブルが少ないように感じます。(そもそもの用途が違うリールだけど)もちろん軽量ルアーはアルデバランに軍配が上がりますが。
分かりにくくて申し訳ないのですが、この黒いダイヤルがマグネットブレーキ。正直調節してもそんなにブレーキの効きが劇的に変わる訳では無いので、基本的にはsvsを調節するだけで良さそうです。
このナマズなんか確か3gくらいのスプーンにアタックしてきた魚。ラインパンパンに巻いた状態で3gのルアーをフィネス的に使用したけども、5g切るルアーだと流石に飛ばない。(なんとか投げられたけど)投げやすいのは7グラムくらいからかな?といったところ。
一般的なナマズルアーなんかは全て無難に投げる事ができますね。
もちろんバスも。この時使用していたのもPEラインの2号でワームのノーシンカーだった。リーダーは16lbを使用。このラインキャパシティであればバスのビッグベイトの釣りにも使えると思います。25lbくらいのラインを80mくらい巻いて使えばかなりドンピシャの用途になるのでは無いでしょうか?
地味にスコーピオンで釣った魚(?)足元にいるのを見つけて手持ちのタックルで釣った。2gくらいの重りを使ったけど流石に使いづらかった。
14スコーピオンは海水でも使える?
このリール、3年目からはサブ機に変えてPEの2号を巻きなんでもリールとして使ってきました。
淡水だけでなくソルトでも結構使用しましたし、波を被っても水洗いだけなんてことも多々ありましたが普通に使ってます、
海でのチョイ投げなんか快適にこなせます。重りも二号あればバックラッシュはしません。20lbが100mと言うラインキャパですが、2号のオモリは問題なく立ち上がります。
これがオールドのアンバサダーみたいなリールになるとスプールの立ち上がりが悪すぎて飛ばせなくなってしまうんですよね。
このロープロ感とコンパクトさが非常にしっくりきて、海のサビキ釣りからチョイ投げまでに使用しています。ロッド次第ではありますが、投げサビキなんかもこなす事ができるのです、これは完全にSVSのおかげですね。メカニカルと遠心ブレーキを駆使すれば投げサビキや海の泳がせ釣りにも使うことができるようです。
14スコーピオン、インプレッションまとめ
そんなこんなでインプレッションを書いてきましたが、14スコーピオンはラインキャパシティ的にも結構万能なリールだと思います。
巻いてあるラインをもう少しだけ少なくすれば、軽めのルアーも投げやすくなるかもしれませんが、そもそも軽いルアーを投げる用途で設計されている訳では無いので、このままでいこうと思います。それに極たまにお誘い頂くソルトの釣りで20gくらいのジグも投げるハメになる事が半年に一回くらいあるのでメインラインも80mくらいは最低でも確保しておきたいところ。
価格的にもあんまし高く無い(1万円台)で買えるリールで5年間も壊れずに持ってくれれば十分すぎるコスパかなと思います。