
皆さんは蛇って好きですか?
僕は大好きです。模様も顔つきも可愛くてかっこよくて狂おしいほど好きです。
今回はそんな大好きな蛇の捕まえ方と持ち方を解説していきたいと思います。
ヘビを捕まえても危なくないのか?
日本には数種類の蛇が生息していますが、今回はその中でも比較的ポピュラーな「シマヘビ」について解説していきたいと思います。
蛇の持ち方は全て一緒と言ってもいいほど、「種類によって持ち方が違う」なんて事がありません。
しかし、日本には毒を持った蛇も生息しており、有名どころで挙げるならば「マムシ」や「ヤマカガシ」なんかがいます。
僕が小さい頃、父親がその辺で捕まえたヤマカガシを僕の首に巻きつけて遊んでいましたが、今考えると中々にクレイジーだなと思います。(僕もカッコいい蛇と戯れられて満更でも無かった)
……にしても噛まれてたらどうするつもりだったのでしょうか?
普通に生活していて蛇に会うことなんて滅多にありませんが、キャンプやアウトドアが好きな方であればどこかで出会うかもしれません。
そんな時にシマヘビくらいなら捕まえて子供なんかに見せてやる事ができたら、「かっこいいパパ」になるのではないでしょうか?
もちろん大前提として毒蛇には手を出さないようにしましょう。ヒト科が無難に死ぬ事ができる強さの毒です。
シマヘビやアオダイショウなんかでも破傷風発症の危険が0ではないので軍手などを着用することをお勧めいたします。
シマヘビを見つける
日常生活を送る中で蛇を見ることは殆どありませんが、蛇は意外と身近に生息しています。

これは田んぼみちを歩いているときに見つけたシマヘビです。
こんな感じで意外と水に浮いていたり、農道の端や民家の軒下にいたりします。
都会に住んでいる方であれば余計に遭遇する確率は減りますが、僕の住んでいる新潟くらいであれば探そうと思えば簡単に見つける事ができます。

蛇の捕まえ方
いよいよ実際に蛇を捕まえる説明に入りたいと思います。
コツは「とにかく素早く掴む」という非常にシンプルなものになります。
こちらが蛇を見つけた時点で、蛇もかなり警戒してこちらをみてきます。
逃げようとすることもあれば攻撃してくる場合も。基本的にはまず逃げようとしますが、追い詰めたりしつこく狙ったりすると攻撃体勢に入ります。
逃げようとした場合は、そのまま向こうを向いている蛇の首元を人差し指と親指で掴みましょう。尻尾や胴体を掴んでしまうと、上半身の可動域が多くなって噛まれます。

このように持てば噛まれることはまずありません。
口で噛みたくてもこちらを向けない為です。
こちらに対して攻撃的になっている場合は、とりあえず素早く後ろに回り込みましょう。
そして同じように首元を捉えれば完了です。
シンプルすぎて説明することもないのですが、とにかく恐れずにスピーディーに捕まえるということが重要なのです。シマヘビが相手の場合、長袖を着ていたら萌え袖みたいにして手を保護して捕まえるのも有効です。シマヘビには牙が無い為、攻撃が服を貫通する事は基本的にあり得ません。服が噛まれてもいいのであれば、片方の萌え袖を攻撃させて、もう片方で首を掴むのなんてのもアリです。
噛まれたく無い方。ビビって中途半端に手を出すと簡単に噛まれます。逃げようとする個体を逃さないためにも素早さ重視でいきましょう。
本気になった蛇はそれなりに素早いのですが、我々人間が本気になれば、蛇より早く動けます。
蛇の持ち方。
捕まえた蛇の持ち方です。
先程のように首の部分を掴んで捕まえた蛇は、わりかし大人しくなります。

ここで注意していただきたいのは「力の入れ過ぎ」です。
掴む力を強くしすぎると、蛇を苦しめることになります。いくら関節の柔らかい生き物でも、ダメージはしっかりと入ってしまいます。
逃がさないようにしつつ、できる限り最小限の力で首を持ってあげるようにしましょう。
どんな時も「生き物に対する優しさとリスペクト」を忘れてはいけませんよ!
【食べるのが目的の場合は掴んだ首ではなく、頭(目と目の間)を縦にナイフで指して締めるようにしましょう。】

こんな感じで腕に巻きつけておくとまとまりが良いですよ!(写真的にも可愛くて映える)
蛇の持ち方と掴み方まとめ
こんな感じで蛇を捕まえて持つ事ができます。
何度も書きますが、コツとしては恐れずにスピーディーに捕まえるというところです。
どうしても難しい場合は木の枝などで動きを封じてから捕まえるのも良いでしょう。
その際も必要以上に蛇に力を加えないようにしてあげてくださいね。

元気に帰ってもらうためにも、優しい気持ちを持って蛇と触れ合いましょう!