新潟の草魚
皆さんは「草魚」と言う名前を聞いた事がありますか?大陸原産のこの魚、最大で1メートルを超えるのです。
そんな草魚ですが新潟にもいるポイントがあるという事なのでぜひとも狙ってみたい!
聞く所によると、この草魚という魚はアシで釣ることができるらしい。ということでアシの葉で草魚を狙ってみます。
草魚ってどんな魚?
草魚は1878年から日本への輸入が始まったとされる「外来魚」です。
名前の通り草食性の魚で非常に食欲旺盛であり、池などの水草を食べつくしてしまう危険性があることから日本では現在「要注意外来生物」に指定されています。
また中国四大家魚の一つと知られ、最大で1メートルを超える巨漢の持ち主でもあります。
草魚釣りのポイント
新潟に限らず草魚釣りではポイント選びが非常に重要になってきます。
草魚は岸際に生えているアシなどを好んで食べるので、はじめにアシが生えている場所を探します。
このように岸際にアシなどが生えているポイントが好ましいです。
アシ帯は草魚がいれば高確率で回遊してくるため、張り込むのであればこのようなポイントが良いかと。
張込み開始!
と言うことで新潟草魚を狙って張込みを開始します。
もちろん餌は生えていたアシの葉です。こいつを水面に漂わせて草魚の口を使わせるという寸法です。
アシの葉を水面に放った後はひたすら待つだけ。
のんびりとスマホでもいじって草魚のアタリを待ちます。
眠気覚ましのモンスターエナジーなんかが無いと退屈で眠くなってしまいます。
そして草魚釣り開始からあっという間に3時間経ちました。
明るいうちはポイントの近くでも人が結構いるため警戒しているのか、草魚の姿を見ることはできませんでした。
そして夜になった。
暗くなるとさっきまでの人通りが嘘のように水辺は静まり返る。少し不気味で幽霊とかお化けの類が苦手な僕には正直嫌な時間でもある。
暗くなってから急に周りのアシ帯あたりがガサガサ物音を立て始めた。
さっきまでは静かな水面に生命感が溢れかえっている。
この物音は、草魚なのか?
草魚との出会い
……….そして気がつけば時間も20時をまわりました。
相変わらずガサガサ言ってるアシ。
「ネズミかなんかかなー」なんて思いながら飲みかけのモンスターエナジーに手を伸ばそうとした、その時
ギャーーーーー!!!!!!
甲高い音を立ててリールが悲鳴をあげた!
ロッドを煽って合わせを入れる!
掛かった!!!!!
針がかりした瞬間の爆発力は半端なく、あれよあれよとラインが出されて行った。
しかしながら、最初はものすごいパワーだったが、その後は意外とすんなり寄ってくる。
そして姿が見えた…..
草魚だ!
でかw
これは紛れもなく草魚だぜ。
新潟県産の草魚をアシの葉で釣った!
この口でアシをたべているんだなぁ。
なんというかお世辞にも….可愛くない…..
しかしながら草魚という魚はかっこいい。このヒレなんか棘を見てみて欲しい。古代魚のようなごつい鰭。新潟にもこんなモンスターがいたとは。
尾ビレも大きい。草魚の尾ビレはコイにも少し似ている。このヒレであのパワーを生んでたのか。
重さは7.8キロ92センチでした。草魚はまだまだ大きくなるみたいす。
にしても青臭い。やっぱり草食の魚だけあって草魚の匂いは他の魚とは違う臭さがある。
草魚は美味しいらしいけど、この匂いを嗅いでしまうとイマイチ空気にはならないかなぁ。
新潟で草魚を釣った感想的な。
今回は新潟で草魚を実際に釣ってみました。
新潟は草魚の個体数があまり多くないと聞いていましたが、思ってたよりは個体数が多かったのか、簡単に釣ることができました。
草魚自体は新潟に限らず全国各地のポイントに生息していますので他の地域でも狙えるし、むしろ新潟は狙いにくいエリアになるのかな?