淡水ルアーフィッシングの人気ターゲット「ブラックバス」
今回はそんな人気者のブラックバスを美味しく食べるための料理方法を紹介していきたいと思います。
ブラックバスとは?
今更説明の必要も無いかもしれませんが、ブラックバスは1925年に初めて芦ノ湖に輸入された外来魚です。食用として輸入されたわけでは無く、ゲームフィッシングの対象魚として輸入されました。
そしてそこから全国に生息域を広げていったとされています。
現在ブラックバスはゲームフィッシングの代表格としての地位を確立し、一大レジャーとしての経済効果も大きなものです。
しかしその一方で外来種問題も暗い影を落としています。
在来種との共生が難しい点などからブラックバスのリリースを禁止している都道府県もあります。このことからもバスフィッシングには光と闇の両面が存在していることが分かります。
ブラックバスの調理方法
ここからは筆者が実際にバスを食べた際の調理方法を書いていきたいと思います。
1,唐揚げ
唐揚げは鉄板の調理方法です。ブラックバスに限らず川魚は寄生虫の心配があるため基本的に火を通した方が安全です。なので今の所刺身で食べたことはないです。
唐揚げは一番簡単で失敗する可能性が低いかと思います。あらかじめ味の付いている市販の唐揚げ粉であれば、味付けも済むのでオススメ。
ちょいと食べるのに勇気がいるような生き物であれば、かなり安全策をとって唐揚げと思えるほど、信用している調理方法で、初めてウシガエルを食べた時も唐揚げで食べました。
初めてバスを料理して食べようという方で「失敗が怖い!」と思う方には自信を持ってお勧めすることが出来ます。臭みとか泥臭さなんかを最も感じにくい調理方法なのではないかなと。
まだ食べたことがないという方は是非唐揚げを!
2,塩焼き
一番シンプルなのが塩を振ってそのまま焼くという調理法です。
これに関しては一度失敗した苦い経験があります。
あまり綺麗ではない場所のバスを焼いて食べようとした際に泥臭さと生臭さで断念したことがあります。これは完全に調理法のチョイスを間違えてしまったのが原因かと。
しかし綺麗な場所で釣ったバスは臭みもなく美味しく頂けましたが、正直淡白な白身でジューシーさに欠けるとも思いました。
塩焼きの調理ポイントとしては個人的にはハラワタをしっかり取る事が重要だと感じます。
どうやらバスに関しては身自体よりも皮やハラワタに臭みを感じるようです。
3,蒸し焼き
個人的には蒸し焼きが一番美味しいと感じました。
調理方法はフライパンに水と塩とみりんと酒、そしてネギ(玉ねぎでも長ネギでも可)を入れて焼きます。
そして煮詰まって来たら蓋をして弱火でしばらく火を通します。
まだ改善の余地はありますがこの方法で美味しく頂くことができます。
淡白な白身にジューシーさが追加されて食べ応えがあります。そんで持って後片付けが楽。(ココ重要)
全部鍋に放って火を入れるだけなので洗い物が少なく済む。ストレスも軽減されるのでいい感じ。
4,南蛮酢け
南蛮酢けはあまり綺麗ではない場所で釣った魚も食べることができる無敵メニューです。
唐揚げをみりんと醤油、水、あとは玉ねぎとかにんじんを入れて漬けます。翌日にはバスの身まで味も付いていい感じに漬かっているので美味しくいただくことが出来るはずです。
汚い場所で釣ったバスも臭みを感じなくなり保存もきくため大量消費にはもってこいです。
ブラックバス料理まとめ
よっぽど汚い場所で釣ったブラックバスで無い限り、基本的にまずいという事はないでしょう。しかしながらあんまりにも簡素な味付けだと臭みを感じることもありますので、自分のポイントに合った料理方法を選んでください。