ヘラブナ釣り場所の豊富な新潟
ここ新潟ではヘラブナ釣りで有名なポイントがいくつもあります。
「大通川」「鳥屋野潟」「六郷の池」「ひょうたん池」等々….。
この辺りのポイントは非常に有名で連日多くのヘラ師が訪れます。
釣れる魚のコンディションも悪くなく、コンディションの良い魚たちの引きを楽しむ事が出来るのです。
しかし中には
「静かに独りでヘラと向き合いたい」
なんて方もいるのでは無いでしょうか?
話は少し逸れますが、
新潟といえばお米が有名ですよね。
小学生の時までは自分の家の近くにも田んぼがいくつもありました。
今も5分ほど歩けば何面もの田んぼを見る事が出来ます。
田んぼがあれば、当然水を引くための水路があるわけです。
新潟ではそんな水路が無数にあるのですが、そんな水路でヘラブナ釣りを楽しむ事が出来るって知っていましたか?
ある程度の規模のある水路であればヘラ釣りを年中楽しむ事が出来るのです。
新潟の水路では多くの魚の姿を見る事ができ、小魚から鯉まで多くの魚種の魚を狙う事が出来ます。
新潟の水路での小魚釣りの記事はこちら。
この記事を見ていただくとわかる様に、本当に多くの魚が細い水路まで入り込んでいるのです。
もちろんヘラ釣りをするのはここまで流れがある場所ではなく、ほぼ止水状態の規模の大きい場所ですが。
それでもこの水路のポテンシャルは新潟の誇るべき部分だと思います。
水路ではいかにしてコイを避けるかが重要
新潟の水路でのヘラブナ釣りポイントはコイも多く生息している場合が多いです。
白根の大通川なんかでヘラ釣りをしている方であれば慣れたものかもしれません。
取り込めるのですが、場が少し荒れてしまう為、出来る限り避けたい魚ではあります。
実際にこの水路ではこのように鯉とフナが一緒に泳いでいる光景をよく見ます。
フナの魚影もさる事ながら、鯉の魚影もなかなかのものだと思います。
この鯉達、特に水路の水面を意識している個体はパンプカ釣法で簡単に釣れます。
この様な水路で鯉釣りを楽しむ事ができます。
こちらの記事の写真から見ても分かる通り、ヘラのコンデションも中々のものです。どれもいい体つきをしておりよく引くタイプの魚で楽しませてくれます。
水路での釣りではグルテンがベストなエサ
水路でのヘラ釣りでは釣りでは、基本的にグルテンを使用します。
これは個人的な好みもあるのですが、グルテン餌はどの場所でも安定して釣果を出せる気がするので重宝しています。
バラけの程度や魚を寄せる力、針持ちなどの総合的なバランスが水路でのヘラ釣りに最も適していると思います。
ちなみに筆者のおすすめは「凄グル」です。
この凄グルを使い始めて4年目になりますが本当に使いやすい餌です。魚を寄せる力が少し強いのですが、針にしっかりと残ってくれるエサで使っていてストレスを感じないエサです。
グルテン以外の餌ですと「うどん」なんかも新潟の水路でヘラがよく釣れる餌です。
スーパーに行けば数十円で売っているのを見つける事が出来るので安価に餌を調達する事が出来ます。
針持ちはグルテン単体よりも良く、魚が集まり過ぎた時なんかは効果を発揮してくれる餌ですので持っておいて損はないです。
ヘラブナを実際に釣りに行く
今回は自宅近くの水路にやってきました。
この水路は鳥屋野潟まで繋がっている水路で、まとまった数のヘラが入ってくる場所でもあります。
鳥屋野潟はヘラ釣りで有名なポイントで、魚影の濃さも抜群に良いです。
使う餌はグルテンです、いつも使用している凄グルは水と1対1の割合で配合します。
水を計量カップで計って入れてやったら軽く混ぜます。
仕掛けですが、
今回の鳥屋野潟水系の水路は水深のあまり無い場所ですので、ウキ下も短めに取りました。
とりあえず最初はセオリー通りに魚が寄ってくるまで打ち続けます。
釣り開始から10分。当たりが出始める。
釣りを開始して10分ほど打ち続けたところでアタリが出始めました。
そして釣り開始から20分ほどで1枚目を手にする事が出来ました。
尺あるなしの綺麗なフナです。
続いて浮きが勢いよく消し込み、上がってきたのがこちら。
これもまた良いフナですね、よく引いてくれて楽しめました。
その後もテンポよく釣る事ができ、最終的に21枚釣ったところで納竿と致しました。
水路とはいえ、魚影の濃さと型は中々のものです。
やはり規模の大きい水域に直接繋がっているからだと思います。
自宅から5分程度の場所でヘラ釣りが楽しめる環境があるなんて。
新潟はいいところです。
鳥屋野潟水路でヘラ釣りをして思った事
こんな感じで新潟の水路のヘラ釣りを紹介してきました。
水路だからといってだからと言って型が悪いわけでもなく、むしろコンディションの良い魚とたくさん出会う事が出来ました。
普段水路での釣りをやらない方も一度挑戦していただければと思います。
水路が豊富な新潟で独りヘラと遊ぶなんて、なんて贅沢なのでしょうか?
水路でも良い方のヘラと遊ぶことが出来ました。