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日本一長い川、【信濃川】
小学校の地理の時間に、【日本一長い川】通して紹介された記憶のある「信濃川」
長野県と新潟県を流れる一級河川で、日本三大河川の一つでもあります。
そんな信濃川ですが、僕達新潟県には常日頃から生活の傍らにあるものでした。
1900年代にはふにゃふにゃして、時折牙を剥く事があった信濃川ですが、今では完全に護岸が整備されています。
他にも関屋分水路なんかも出来たことで、全くと言って良いほど水害が起こらなくなった川は今では格好のレジャー・フィールドになっています。
そこで今回は信濃川での釣りに興味を持つ方が増えるよう、信濃川で釣る事ができる魚たちを紹介していきたいと思います。
信濃川で釣る事ができる魚たち
ここからは実際に信濃川で釣る事ができる魚たちを紹介していきます。
全ての魚を紹介していくとキリがないので、今回は五種のみにしたいと思います。
1,シーバス(スズキ)
シーバスは信濃川での人気ルアーフィッシングターゲットです。
狙うアングラーがダントツで多い魚でもあり、そのゲーム性の高さから根強いファンがいます。
信濃川は河口付近に堰なんかがないため、シーバスが上がってきやすい河川なのです。それもあってか、信濃川のシーバスの魚影は濃く、毎年かなりの数を釣る事ができるフィールドになっています。
信濃川のシーバス記事はこちらからどうぞ。
2,ナマズ
信濃川ではシーバス以外にもナマズなどの肉食魚を釣る事ができます。
新潟は米所であり、それに比例して水路が沢山ある地域でもあります。水路では多様な生態系が構築されており、その頂点に君臨するのがナマズなのです。
信濃川もナマズの魚影は非常に濃く、毎年餌釣りで10匹は信濃川でナマズを釣っています。
上の記事はルアーフィッシングでナマズを釣るような内容ですが、難しいことをしなくても簡単に大きなナマズを釣る事ができるのが信濃川なのです。
3,コイ
信濃川には、かなり大型の鯉が生息しています。
春先に信濃川にかかる橋の上から浅瀬を覗くと、1メートル近いコイが何匹も泳いでいるのが見えます。
魚影もかなりのもので、コイを専門に狙っている釣り人も多くいます。
水路での簡単なコイ釣りと違って少し難易度は上がりますが、本流のコイの力強い引きや、そのポテンシャルには魅力が詰まっています。
4,フナ
フナは信濃川では隠れた人気ターゲットになっています。
信濃川では秋から冬にかけて安定して釣る事ができるので、その時期には餌釣りをするのも楽しいかもしれません。
外部サイトですが、以前書いた記事がありますので興味のある方はこちらからどうぞ。
また、新潟市で信濃川に繋がる鳥屋野潟でもフナ釣りはできますのでこちらもよろしければご覧ください。
5,変わり種、メナダ。
少し変わり種になりますが、メナダも信濃川に多く生息している魚です。
信濃川で実際に釣りをされた事がある方であればみた事があるかもしれません。
基本的に数匹単位〜の群れで回遊している魚ですが、狙って釣ろうと考える釣り人はほとんどいません。
この魚の釣り方としては、川の際に生えている水生の苔を針につけて放置するというものです。こんな狙い方でないと釣る事ができないため、狙う方が全くと言って良いほどいないのです。
興味がある方は是非とも挑戦してみてください。
初心者が信濃川で釣りを始めるなら【ブッコミ釣り】がおすすめ
「信濃川でとにかく魚を釣ってみたい!」という方に向けて、自分なりにオススメの釣りを紹介していきたいと思います。
自分がオススメしたい信濃川での釣りは”ブッコミ釣り”です。
ブッコミ釣りとは、針とオモリのついた仕掛けに餌をつけて投げ、そのまま放置する釣りです。
仕掛けは、道糸の先に針をつけて、その針の30センチほど上にナス型オモリを結ぶような形で問題ありません。
使用する餌でオススメなのはやはり”ミミズ”です。
信濃川でぶっ込み釣りをする際の狙い目ポイントとしては、カケ上がり周辺です。
魚がつきやすいカケ上がり周辺で釣りをすれば、何かしらの魚は釣れます。
信濃川の場合は”ニゴイ”と”ギギ”がよく釣れる魚達です。
恐らくこの辺りの魚達は、必ずと言って良いほど釣れる魚たちですので、初心者でも信濃川の釣りを楽しむ事ができます。
信濃川は大型のニゴイが釣れることもあるので、ハリスは2号以上の物を使用するのがオススメです。
ミミズを餌にしていると、小型のシーバス(スズキ)が釣れることもあるので、何が釣れるか分からないのもこの”ブッコミ釣り”の醍醐味でもあります。
信濃川で釣りをする際の注意点
信濃川で釣りをする際の注意点です。
一番トラブルになりやすいのは、やはり迷惑駐車です。
土手の入り口に車を停めてしまうと土手での作業車両の邪魔になってしまいます。
迷惑駐車は絶対にやめましょう。
そして信濃川で釣りをするのであれば、しっかりとした足場のポイントでの釣りをオススメします。
ウェーディングなどで川に浸かりながら釣りをすることも可能ですが、潮の満ち引きと泥のボトムでかなり危険かな?と思います。
しっかりと地形を把握している方であれば良いですが、初心者が軽い気持ちでウェーディングをするのはあまりオススメできません。
経験者と一緒に釣りに行くなどして、無駄な事故は避けましょう。
また、釣り場では譲り合いを意識して気持ちよく釣りをするように心がけることも大切です。
信濃川は人気の釣り場ですので、ハイシーズンはメジャーポイントに何人もの釣り人が足を運びます。
投げる方向を意識したり、ヘッドライトを向けないようにするなどして、釣り人同士のトラブルも避けるようにしましょう。
アクセスの良い信濃川で手軽に釣りを楽しもう
日本一長い川”信濃川”は魚が本当に豊富な川です。
初心者でも安定して魚と出会うことが出来る豊かな川ながら、新潟市内のど真ん中を流れるアクセスの良さも魅力的です。
護岸された場所が多くあり、安全に釣りを楽しむことができるのでお子さんの釣りデビューにも最適です。
日本海に流れ込む都会の大河川。
是非とも信濃川での釣りに挑戦してみてくださいね。