新潟市内の身近な水辺”鳥屋野潟”
鳥屋野潟は新潟市中央区にある、面積は1.58km2の”潟”です。
新潟駅の南口からまっすぐ歩くと現れる水辺で、春には美しい桜を見る事もできます。
そんな鳥屋野潟、実は鯉釣りの好フィールドでもあるんです。そこで今回は鳥屋野潟の鯉釣りについて書いていきたいと思います。
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鳥屋野潟での鯉釣りポイント
鳥屋野潟には鯉釣りの好ポイントがいくつもあります。
特に、鳥屋野潟周辺にある水路には鯉釣りの人気スポットがいくつもあります。農業用水を確保するための水路が多く、ほぼ一年中水が流れています。
田植えの時期になると濁りが入るのですが、それでも狙うことはできるようです。
浅い場所であれば、このように鯉を目視する事が可能です。
また、鳥屋野潟の本潟でも鯉釣りを楽しむことができます。
鳥屋野潟の地形上、わかりやすく”カケ上がり”があるといったポイントは少ないのですが、回遊ルートを絞る事ができれば安定的に釣果を出すことも可能です。
また、鳥屋野潟ではメータークラスの鯉も上がっているので、本腰を入れて鯉釣りをする価値は十分にあると思います。
鳥屋野潟鯉釣りの餌
鳥屋野潟では一般的な吸い込み時掛けで釣果を伸ばしている方が多い様です。
また、ザリガニを餌として使っている鯉釣り師の方も多い様に感じます。
実際に使ってみたのですが、確かに鯉のアタリは多い様に感じます。
しかし、ナマズや雷魚といった魚が釣れてしまう事が多々ありました。
狙っている時に釣れれば嬉しいのですが、鯉釣りの際に釣れてしまうとなんとも複雑な気持ちになります。
ナマズに関しては特にマズメ時の薄暗い時間にヒットが多いですね。鳥屋野潟は雷魚やナマズといった大型の肉食魚が多く生息しているので、ザリガニのような餌は外道との戦いになるかと思います。
また、意外と悩ませてくるのがカメ。
鳥屋野潟に限った話ではないのは重々承知ですが、それでもカメがかなり多いのです。
実際に鯉釣りをしていて、一番悩ませてくるのはカメだと断言できるほど。ザリガニにも容赦無く襲いかかってきます。
食して数を減らしてやろうと考えたこともあるのですが、可食部が少なく、どうにも食う気になりません。味はそこまで悪くないのですが。
僕個人としては、最近鯉をルアー釣りで狙うのがマイブームだったりします。
なんかの拍子でスイッチが入り、雷魚やナマズ用のルアーを果敢に捕食してきます。
餌釣りには無い楽しさがあって、ハマっています。
鳥屋野潟には色鯉がいる。
鳥屋野潟で鯉釣りをしていると時々色鯉に遭遇することがあります。
小型の色鯉を水路帯で見つけ、釣り上げたり。
それなりにいいサイズの色鯉も泳いでいます。
おそらく観賞用の魚が逃げ出したのだと思いますが、水辺で見かけるとびっくりしてしまいます。
これまでにお会いした鳥屋野潟の鯉釣り師の方も、何人かが「色鯉を釣り上げた事がある」とおっしゃっていました。本来、色鯉が野生下で釣れてしまうのはあまり良いことではないのですが、釣れると結構嬉しいのも、また本音だったりするのです。
鳥屋野潟での鯉釣りで注意すべき点
鳥屋野潟での鯉釣りを楽しむ際に注意すべき点を書いておこうと思います。
まずは駐車場所です。
農道なんかに車を停めると農家さんの作業の邪魔になってしまうので、車を停める場所には注意しましょう。繁忙期は当然ですが、それ以外の時期でも車通りはちょこちょこあることをお忘れなく。
また、アシ帯で釣りをする際は足元に注意が必要です。
アシの隙間にハマってそのまま脱出できなくなったなんて事がないようにしましょう。鳥屋野潟の地形的にドン深の場所は少ないのですが、それでも細心の注意を払って釣りをすることをお忘れなきよう。
鳥屋野潟鯉釣りまとめ
新潟市内にあり、比較的アクセスしやすい水辺である鳥屋野潟。
手軽に大物を手にすることが出来る可能性のある、ポテンシャルの高いフィールドです。
釣竿を持って無い時でも、水の中を覗いてみると、シレーっと大きな鯉が泳いでいたりして中々に飽きません。
パンプカ釣りのような釣法であれば、比較的軽装備で大型の鯉を狙う事ができます。
筆者自身も小学生の頃から遊んでもらった鳥屋野潟。
これからも末長く、鯉釣りを楽しんで行きたいですね